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もはや40歳代での出産は「高齢出産」ではないのか?

ますます晩婚化が進む日本。平均初婚年齢は2004年あたりでついに30歳の大台を超え、それに伴い初産の平均年齢も年々上がっており、2013年の平均初産年齢は30.4歳だそうです。63年前の1950年の平均は24.4歳だったのですからずいぶんと高齢化していますよね。

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女性の社会進出やライフスタルの変化、そして医療の進歩で出産年齢はどんどん上がっているのです。ちなみに日本産科婦人科学会によると、日本における「高齢出産」とは35歳以上で子どもを産むことと定義されています。

もはや30歳代での初産はあたりまえとなってきた我が国の現状ですが、海外に目を転じますとイギリスではなんと「アラフィフ出産」も増えているのだそう。

いまや〝アラフィフ出産〟も常識!英国で「妊婦の高齢化」が止まらない(クーリエビジネス)

イギリスのケースではそのほとんどが「体外受精」だそうです。イギリスでは体外受精の年齢制限が法制化されていないため多くなっているとのことですが、さていったいどこまで「妊婦の高齢化」はすすむのでしょうか。

しかし現実には「卵子の老化」は33歳くらいから始まるとされており、卵子が老化することによる染色体の異常やダウン症、そして早産や流産など「高齢出産」が増えることで増えるリスクがあるのです。

高齢出産で上がる流産と染色体異常の確率 (ダイヤモンドオンライン)

また、結婚が遅かったばっかりに、長く苦しい不妊治療で経済的にも精神的にも追い詰められる人が後を絶ちません。いくら医療が発達しても「卵子の老化」は待ってはくれないのです。

「卵子老化」もっと早く知っていれば、社会に響く夫婦の慟哭…(産経WEST)

晩婚化がもたらす深刻な「高齢出産」と「不妊治療」の現実。この問題に真剣に向き合わなければますます進む少子化にも歯止めがかからないのではないでしょうか・・・。

 

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