国際情勢

「バングラ人質テロ事件」緊迫の突入動画

外国人を選別し殺害

日本人7人を含む22人が死亡した、バングラデシュの首都ダッカの高級飲食店襲撃テロ事件は大変ショックな事件でした。

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イスラム過激派組織「イスラム国」は、正式な犯行声明を出し「イタリア人を含む十字軍22人を殺害した」と主張しました。

アメリカなどによって続く「イスラム国」への空爆に対する報復として、主に「外国人」を選別して殺害したテロだったということがはっきりしてきました。

「私は日本人。撃たないで」店外に響いた悲痛な叫び(産経ニュース)

 

世界最貧国バングラデシュ。その発展に貢献するため滞在していた日本人が犠牲になったことは、とても残念で悲しいことです。

バングラデシュは親日国でもあっただけに、この事件が与えたショックは計り知れません。もう日本人は世界に貢献しているから安全だという神話は過去のものとなったのです。

事件のあったバングラデシュの首都ダッカのレストラン「ホーリー・アーティザン・ベーカリー」は外国人に人気でした。そのレストランが惨劇の舞台になるとは誰が想像したでしょうか。

治安部隊突入の緊迫動画

これは現地治安当局のレストラン突入の一部始終を撮影した映像です。

動画の冒頭では自動小銃を持った犯人グループらしき人物が映っています。

人質たちはテーブルの下に隠れるなどしていたようです。動画の12分過ぎには治安部隊の装甲車が中庭に到着し激しい銃撃戦が始まります。

そしてニュースでもかなり流された重装備の治安部隊のレストラン突入シーンが映し出されています。

人質となった人たちの恐怖は想像だにできません。

犯人グループは裕福な若者たち

犯人グループは裕福な家庭の生まれでいずれも25歳以下の若者だったということです。

襲撃犯は25歳以下の裕福な家庭出身大学で高等教育も手口は残虐(産経ニュース)

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ダッカ人質テロ事件犯人グループ

笑顔で写る犯人グループ。不気味さを感じます。

以前からバングラデシュ治安当局が「過激派」としてマークしていたこの犯人グループですが、現在のところ「イスラム国」との関連ははっきりしないということです。

バングラ繊維業大打撃「ファストファッション」戦略見直しも

この事件によって、バングラデシュの主要な産業である「繊維業」に大打撃となることは間違いないでしょう。

ダッカ襲撃事件、バングラデシュ繊維産業は大打撃か(ニューズウィーク)

欧米や日本などで現在主流となった「ファストファッション」。その主要な生産地だったバングラデシュの経済にも大きな影響を与えそうです。そしてファストファッションを消費する我々消費者も値上げを覚悟しなければならないかもしれません。

 

現在「イスラム国」は劣勢に立たされ、各地でその影響力を失っています。ですが警備の手薄だったバングラデシュで起きた今回の事件は、「テロとの戦い」に終わりが見えないことをあらためて感じます。世界はすでに「戦争時代」に入っているのです。

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