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「パチンコ機回収」問題で閉店するホールが続出?パチンコ業界はもうオワコンか?

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先日パチンコ機メーカーの業界団体である「日本遊技機工業組合」は、現在全国各地のホールで稼働するパチンコ機約72万台を「検定時と性能が異なる可能性がある」として回収することを発表しました。

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パチンコ業界でかつてこれほどの大規模なパチンコ機の回収が発生したのは、じつに1996年以来20年ぶりのことで、各メーカーは対象となったパチンコ機のホールからの撤去を2016年12月末までに完了させるとしているのです。

今回対象となった機種には現在でも人気があり、設置台数もかなり多いものが含まれており、経営体力のないパチンコホールは機種の入れ替えができずに倒産するのではないかという憶測が広がっています。

不正パチンコ機として名前の挙がっている主な機種は次のとおりです。

CR牙狼魔戒ノ花(サンセイR&D) 113,355台

CRスーパー海物語IN沖縄3HME(三洋物産) 75,954台

CRルパン三世8H9AZ I’m a super hero(平和) 57,603台

CR北斗の拳6拳王H80(サミー) 42,503台

CR真・花の慶次L3-K(ニューギン) 39,850台

CR大海物語3スペシャルMTE-1(三洋物産) 37,749台

CR牙狼金色になれXX(サンセイR&D) 33,570台

CRまわるんパチンコ大海物語3HMB(三洋物産) 32,121台

CRヱヴァ9W(SANKYO) 22,381台

これらの機種を撤去し、入れ替えることがホールの喫緊の課題となっており、入れ替えができない場合は最悪「ベニヤ板」で塞ぐなどの対応をしなければならないのです。

ただでさえ昨今の「パチンコ離れ」で経営は深刻な状況なのに加え、今回の「パチンコ機回収問題」で、中小の資金力のないパチンコホールにとっては厳しい時代になっています。

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全国のパチンコ店の店舗数は、ピークだった1995年の約1万8千店から現在は約1万店とおおきく減少し、長らく減少傾向が続いています。

ですが今回のパチンコ機の大回収を受け、これからその閉店数は更に増えていくだろうことは容易に想像できます。パチンコ業界は文字通り「存亡の危機」に直面しているのです。

しかし業界は今までさんざん射幸心を煽り、深刻な「ギャンブル依存症」の人間を増やしたことを忘れてないでしょうか?

今回の不正機回収問題はそんな業界のダークな部分の氷山の一角のような気がしてなりません。

 

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