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誰もが羨む「美人」が一瞬で奈落の底に・・・硫酸攻撃「アシッドアタック」の悲劇

「美人は三日で飽きる」なんて言葉もよく聞きますが、やはり美人の女性はブサイクな女性より恵まれているようです。

とある経済学者の調べでは、美人と不美人の生涯賃金格差は3600万にも上るという研究結果が出ているそうです。

美人と不美人の「生涯賃金格差」は3600万円! 経済学者が明かした「残酷すぎる真実」(デイリー新潮)

 

そんな人生何かと得をする「美人」があっという間に奈落の底へ突き落される「アシッドアタック」というものをご存知でしょうか?

 

この「アシッドアタック」は、他人に硫酸などを顔にかけられて顔がぐちゃぐちゃになってしまう攻撃のことなんです。

硫酸・塩酸・硝酸など「酸」を英語で「アシッド」ということからこの名がついた行為ですが、その被害者の75~80パーセントが女性であり、また25歳~34歳の若い女性が最も被害を受けやすく、男尊女卑の根強い中東アジアや東南アジアなどで大きな問題になっています。

アシッドアタックは嫉妬や交際、そして縁談を断られたことに対する逆恨みなどで、その女性に一生残る苦痛を与える目的で行われているそうです。なんと残酷でむごい行為なのでしょう。

この動画は2008年、見知らぬ男に硫酸をかけられた英国モデルのケイティ・パイパーさんの様子を捉えた防犯カメラの映像です。

路上で突然パーカー姿のあやしい男に酸をかけられ、一目散にお店の厨房に駆け込む様子が生々しく記録されています。それまではその美貌を活かしてモデルとして活躍していたケイティさん。ですがこの日から彼女の人生は大きく変貌してしまいました。

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事件前のケイティ・パイパーさん

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硫酸をかけられた直後のケイティ・パイパーさん

 

ケイティさんは酸をかけられてからしばらく昏睡状態でした。数日後ようやく意識を取り戻したとき、変わり果てた自分の顔を見て「自分を殺してほしい」と医師に頼み込んだといいます。

しかし周囲の説得もあり、ケイティさんはその後1年半も特殊なマスクを着用し、100回以上も皮膚移植や顔面再生手術を受けた結果、元の美人だった顔に奇跡的に回復したのです。

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現在のケイティ・パイパーさん

見てくださいこの回復ぶり。現代医療ってすごいですよね。

そんな現在のケイティさんはとても幸せそうで、2014年新しい恋人の間に子どもを授かり、無事に帝王切開で出産したそうです。

この顔に戻るまでには壮絶なものがあったことでしょう。とても我々には想像もできませんね。でも女性としての幸せを取り戻したケイティさんには大きな拍手を贈りたいです。

 

そしてケイティさんと同じく「アシッドアタック」で顔面を損傷したインドの女性が、ニューヨークのファッションショーに登場し、話題となっています。

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左が事件前、右が事件後のレシュマ・クレシさん(19)

「美しさは外見じゃない」 硫酸を顔にかけられたインドの女性、ニューヨークでランウェイに立つ(ハフィトンポスト)

このレシュマ・クレシさんはケイティさんよりも顔の損傷が激しく、片方の目は失明してしまいました。でも前向きに生きるその姿は世界中でアシッドアタックの被害者たちに夢と希望を与えています。

 

誰もが羨むような美人から一瞬にしてその美貌を奪い去る卑劣な犯行「アシッドアタック」の悲劇。

あまり日本では知られていませんが、このような犯行が起らないとも限りません。見知らぬ人が目の前に現れたり不審な感じがしたらすぐ逃げましょう。それしか自分を守る術はないのですから・・・

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