国際情勢

「フリーハグ」は世界を救う?抱き合うことは身体にも良い効果があるらしい?

2001年ごろからインターネットで話題となり、現在でも時折街頭などで見られる「フリーハグ」の看板を持つ人たち。

freehugs

「FREE HUGS」のボードを持つ若者たち

「フリーハグ」とは、街頭で見知らぬ人と「ハグ」をして、愛や平和などについて考える素敵なひと時を過ごすことをいいます。

最近は前ほど話題になりませんが、こんな殺伐とした今だからこそ「ハグ」のもたらす素晴らしい効果に注目すべきかもしれません。

多くの人に愛された母親の死がきっかけ

2001年にアメリカのジェイソン・ハンターという人が始めたこの活動は、多くの人に愛された母親が生前にたくさんの人々を抱きしめ、どんなに"あなた"が大切であるかを伝える活動をしていたことから、その母親の死後ジェイソンが「フリーハグ」と書かれたボードを持ちマイアミのビーチを歩いたことから始まりました。

その後インターネットで世界各地にこの活動は浸透し、YouTubeにアップされたこの動画は再生回数が7000万回を超えるなど、「フリーハグ」の精神は全世界に伝わっていったのです。

最初は道行く人々も躊躇していましたが、一人の老女がハグしてからは次々に抱き合うようになっていきます。

 

「フリーハグ」発祥のジェイソンはこのように述べています。

「私たちの仕事がなんであれ、私たちにできる大切なことは、私たちが自ら歩み寄ることによって他者を助け、励ますことではないか」(ジェイソン・ハンター)

ジェイソンは多くの人に愛された母の精神を引き継ぐべく、街頭に立ち「ハグ」することで人間は一人じゃない、助け合っていこうじゃないかと多くの人々に呼びかけたのです。

 

そして外国とは違いあまり「ハグ」する習慣の少ない日本においても、SNS等でこの活動が紹介されると、都市部の街頭で見られるようになりました。

とても面白いフリーハグ体験漫画がありますのでご一読をおすすめします。

【体験マンガ】死ぬ前に1回やっとこう フリーハグをしとこうの巻(オモコロ)

ハグ(抱擁)のもたらす驚くべき効果とは?

ハグをすると、脳内で「ドーパミン」と「セロトニン」という2つの物質が放出されるのだそうです。

「セロトニン」は安心感をもたらし、「ドーパミン」は不安が和らぎ、多幸感を得られるのだそうです。また、これらの物質は身体の免疫力のアップにも効果があるのだそうです。

また、ノースカロライナ大学の研究によると、「ハグ」には高血圧や心臓病を予防する効果もあるそうです。なんでもパートナーと毎日ハグする女性たちと、そうではない女性たちの健康診断をしたところ、前者は血圧も下がり、心臓病のリスクも軽減されていたそうです。驚くべきことですよね。

たかが「ハグ」と思うなかれ。貴方も安心感も得られ健康にも良い「ハグ」をして愛や平和について考えてみてはいかがでしょうか?

-国際情勢