事件・事故

ジェットブルー航空機事故で多くの命を救った機長の勇敢な判断!

CXで放送された「世界ベスト・オブ・映像ショー」

このなかである航空機事故が取り上げられました。

aircraft140924

アメリカの航空会社ジェットブルーが運航する292便で起こった事故です。

機長の冷静な判断が多くの命を救ったその奇跡を紹介します。

 

2005年9月21日米国カリフォルニア州ボブ・ホープ空港。

ジェットブルー292便はニューヨークJFK国際空港に向けて離陸しました。

 

離陸10分後コックピットに緊張が走ります。

降着装置に異常を示す警告音が鳴ります。

そうこの時この飛行機の前輪は90度横を向いていたのです。

 

このまま着陸すると滑走路を逸脱して大火災になる心配がありました。

 

機長はこの時近くのロングビーチ空港に着陸することはせず

すこし距離の離れたロサンゼルス国際空港に着陸することを決めます。

その理由はまず滑走路が長いのと

海岸沿いなので火災の発生を食い止められることにありました。

 

機内に緊急事態を知らせる放送があり乗客は青ざめます。

乗客のモニターにはまさに今自分たちが乗っている飛行機のニュースが!

それから恐怖の3時間が始まります。

愛する人へ最後のビデオメッセージをする人・・・

神にひたすら無事を祈り続ける人・・・

 

機体はロス空港近くでしばらく旋回しました。

燃料を極力減らして前輪に負荷がかからないよう重量を軽くするためです。

 

そしていよいよ運命の着陸を迎えます。

 

ロサンゼルス国際空港には万が一に備え消防車や救急車がスタンバイしていました。

徐々に滑走路に近づく機体、前輪は横を向いたままです。

 

高度を下げ後輪が地面に着きました。

それから12秒なんと後輪だけで滑走します。まさに神業でした。

そして前輪が接地、激しく煙と炎が出ます。

 

通常着陸の際には「逆噴射」をするのですが、

前輪が横を向いた状態では危険と判断しそれをしなかった機長。

はたして無事滑走路内で停止できるのでしょうか。

 

滑走路はあと300メートル・・・そして奇跡は起こりました。

 

前輪の炎も消え無事機体は停止しました。着陸成功です。

 

乗客に歓声が挙がります。まさに奇跡のランディングでした。

 

もし機長がロサンゼルス国際空港ではなく、

ロングビーチ空港での着陸を決断していたら・・・

機体は滑走路をはみ出し大惨事になっていたでしょう。

 

勇敢で冷静な機長の判断が146人の命を救ったのです。

 

到着後機長はテレビのインタビューで

「帰って早く酒が飲みたいよ」と笑顔で語りました。

 

スゴイ!かっこいい!機長アンタはエライ!

 

こちらが当時のアメリカのニュース映像です。

前輪が真横を向いているのが見えますね。うわーこわいよー!

しかし逆噴射せずスピードコントロールだけでこの着陸はまさにプロです!

 

アメリカでは2009年「ハドソン川の奇跡」もありましたね。

こちらは川へ不時着し全員無事でした。

 

どちらも機長の冷静な対応が生んだ奇跡です。

 

 

でもこんな緊張するフライト絶対味わいたくないです!

 

 

 

 

 

-事件・事故