国際情勢

「大韓航空ナッツリターン騒動」にみる韓国同族企業支配の闇

先日起きた「大韓航空ナッツリターン騒動」の余波が収まる気配がありません。

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この騒動、大韓航空の前副社長である趙顕娥(チョヒョナ)が、ニューヨーク発韓国行きの大韓航空機に搭乗した際、出発直前出された機内サービスの「マカダミアナッツ」が袋に入ったままだったことに激怒し、サービスの責任者であるチーフパーサーを飛行機から降ろさせるため、搭乗口へ飛行機を戻させたという騒動でした。

韓国のメディアは連日この問題を大きく取り上げ、韓国の国土交通省は大韓航空の運航停止を含む厳しい対応を検討していると報道されています。同事件は韓国以外でも大きく報じられ、国際的な話題となっています。しかしどうしてここまで大きな騒動になってしまったのでしょうか。

そこには韓国が抱える「同族企業」への批判があると考えられています。

韓国には所謂「10大財閥」が大きな利益を独占しており、韓国のGDPのおよそ7割が財閥の売上で占められていることからもその影響力の大きさがわかると思います。

大韓航空が 所属する財閥「韓進グループ」はサムスンやロッテなどとともに韓国の大手財閥の一角を占める大財閥で、その影響力は韓国政界にも及んでいるとされています。その財閥一族の犯した今回の事件に国民から非難が集中しているのです。

しかもこの前副社長ですがチーフパーサーを降ろしただけでなく、暴言をあびせさらには箱で殴ったともされているのです。ちょっと日本では考えられないですね。

このほかにも大財閥の一族の傍若無人な振る舞いは問題となっています。

“ナッツ副社長”だけじゃない 韓国財閥に多い「モンスター一族」(ZAKZAK)

生れたときから大財閥の一族で何不自由なく過ごしてきたこの趙前副社長。格差が進み若者の自殺者も増えている韓国では、羨望の対象というよりは憎悪の象徴のようですね。

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