国際情勢

金正恩を暗殺するコメディ映画「ザ・インタビュー」封切り中止にオバマ怒る

北朝鮮の金正恩第1書記の「暗殺」がテーマとなったコメディ映画「ザ・インタビュー」

theinterview141221

この映画は、金正恩第1書記にインタビューする機会を得たテレビ司会者が、CIAの依頼で暗殺を実行する様子を描いたコメディ映画で、ジェームズ・フランコ(36)とセス・ローゲン(32)が主演をつとめ、アメリカでは12月25日から劇場公開の予定でした。

こちらがその予告編(英語)です。

予告を見てもはちゃめちゃでとても面白そうな映画ですよね。公開前から日本のメディアでも話題となっていて、アメリカでの公開後、世界各地でも順次公開される予定でした。

しかしこの映画を制作したソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(本社米国ロサンゼルス)が、北朝鮮とみられるハッカー集団から大規模なサイバー攻撃をうけ、「上映すればテロ攻撃する」と脅迫され、同社は17日この映画の封切りを中止しました。

この件について19日、オバマ大統領が記者会見の場で「上映中止は間違い」と批判しました。

オバマ大統領は会見のなかで、「我々は、どこかの国の独裁者が検閲を課すような状況を看過できない。アメリカの国民も、そしてアメリカという国自体も、そうした状況を許すことはできないと考えている」と述べました。

うーん。さすが「自由の国」アメリカの大統領です。「表現の自由」が脅かされることは、アメリカという国にとって国家の根幹にかかわることなのでさすがに見過ごせなかったというところでしょうか。

さらに会見のなかでオバマ大統領は「対抗措置をとる」と北朝鮮に対し警告しており、一つのコメディ映画が大きな国際問題に発展しかねない情勢ですね。

 

-国際情勢