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「セブンイレブン」好調のウラで泣くオーナーたち?

もはや我々の毎日の生活に欠かせない存在となったコンビニ。

そんなコンビニ業界が生き残りをかけた熾烈な競争を展開しています。このたび業界3位のファミリーマートと、サークルKサンクスのユニーグループが、来年9月の経営統合に向けた協議を開始したと発表しました。

ファミマとユニー、来年9月統合=コンビニ一本化で「真っ向勝負」-規模最大級に(時事通信)

この統合により、店舗数では業界1位のセブンイレブンを抜くそうです。ですがファミマとユニーが統合しても売上は依然としてセブンイレブンの圧勝のようです。

セブンイレブンは先日も今まで進出していなかった高知県へ初出店し話題となりました。さらに今夏には青森にも出店するとみられており、これでセブンイレブンが出店していないのは鳥取県と沖縄県だけとなります。売上高は2兆5000億を超え業界首位の座は当分崩れそうにもありません。

このようにコンビニ業界の巨人セブンイレブンにもはや死角はないように思えます。ですが加盟店オーナーらは本部からの締め付けや借金で大変な状況のようです。なんでも加盟店オーナーの自殺が相次いでいるそうです。

本部に追い込みかけられ…セブン-イレブンオーナーの自殺者が続出!(リテラ)

フランチャイズオーナーは貯金や資産など全て本部によって把握され、生かさず殺さず本部への「上納金」を払い続ける「集金マシーン」となっているというのです。

しかしこういう情報は週刊誌などが好んで記事にしそうなものですが、全くといっていいほど紙媒体ではお目にかかれません。 それはなぜなのでしょうか?これには書籍取次大手の「トーハン」の影響もあるようです。

セブンイレブン会長の鈴木敏文氏はトーハン出身で現在でも同社の社外取締役を務めているのですが、日本出版販売と並び日本の書籍流通の大半を押さえるトーハンを敵に回すことは出版社にとって死活問題となり、結果セブンイレブンの闇に触れることは書けないという暗黙のルールが業界内ではあるのではといわれています。

かつてセブンイレブンの闇にスポットを当てた「セブン-イレブンの正体」(株式会社金曜日)という書籍がトーハンによって配本拒否されるという事件がありました。

大手取次トーハンが告発本『セブン-イレブンの正体』を前代未聞の配本拒否(東京アウトローズ)

まさに「言論封殺」ともいうべき暴挙でしたが、数年たった今もなおセブンイレブンの批判はタブーという状況は続いているのです。

鈴木氏の経営手腕は、これだけの巨大小売チェーンを作ったわけですから当然賞賛されるべきですが、加盟店オーナーへの配慮をもっと考えていかなければならないのではないでしょうか。

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